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ソーシャルメディア(SNS)利⽤のためのガイドライン

はじめに

2014年に滝学園では、スマートフォン(以下スマホ)の急速な普及に対し「携帯・スマホ利⽤5原則」を制定しました。その内容は次の通りです。

  1. 校内では電源を切って使⽤しない。
  2. 午後9時以降は(保護者への連絡以外)使⽤しない。
  3. ⾃転⾞運転中・歩⾏中は使⽤しない。
  4. むやみにSNS等への書き込み・画像などのアップロードはしない。
  5. 有害サイトにはアクセスしない。

現在、学校内で起こるSNSを介したトラブルのほぼ全てが、上記5原則のいずれかに違反したことによって引き起こされています。特に④⑤の違反は、時に学校を越えた問題となったり、⽣徒が犯罪に巻き込まれる危険性も秘めています。そこで滝学園では2018年度より新たに「ソーシャルメディア利⽤のためのガイドライン」を制定し、より⼀層⽣徒の安全対策に努めたいと思います。

⽣徒のみなさんへ

おそらくみなさんの多くは、教員よりもスマホやSNSに詳しく扱いにも慣れていることでしょう。
ですがそれはあくまでも利⽤⽅法に詳しいのであって、それがもたらすトラブル、悲劇、犯罪、法律に詳しいわけではありません。使い⽅を⼀歩間違えば、⾃分や他⼈の⼀⽣を狂わせる可能性がある。
そんな機器を⾝につけているという⾃覚はありますか。これは決して誇張ではありません。たった1つの書き込みや画像のアップで⼈⽣が変わってしまった…
そんな学⽣が世界中にどれほど多いことか。このガイドラインを読んでしっかり⼼に刻んで下さい。そして⾃分や周囲に悲劇を招かない正しい使い⽅とネットモラルを⾝につけて下さい。

保護者の皆様へ

現在、コンピュータの世界は指数関数的進歩を遂げていると⾔われています。おそらく我々が使⽤しているスマホやSNSの姿も数年後には変わっていることでしょう。
そんな中で決して変えてはいけないのがネットモラルのありようだと思います。
そこには2つの禁句があります。1つは「みんなやっているから」。もう1つは「この程度なら」です。ワンクリックで⼈⽣が変わる恐ろしさを理解して頂き、お⼦様が安⼼して学校に通える環境作りにご協⼒をお願い致します。
具体的にはこのガイドラインの遵守、お⼦様のスマホのフィルタリング、家庭での利⽤ルールを決めて頂ければと思います。

ソーシャルメディア(SNS)とは

ソーシャルメディア(SNS:ソーシャルネットワーキングサービス)とは、利⽤者がインターネットにアクセスし、情報交換が可能なあらゆる情報⼿段のことを指します。
具体的にはWebページ、ブログ、Twitter、Facebook、LINE、YouTube、掲⽰板などを総称します。また通信⼿段は携帯やスマホに限らず、パソコンや通信型ゲーム機、携帯⾳楽プレーヤー、スマートウォッチなどインターネットにアクセスできるあらゆる機器が対象となります。
これらの名称は、今後の進歩により随時変化してゆくものと思われます。

ソーシャルメディア(SNS)利⽤の⼼得

最も基本となる考えは「他⼈に迷惑をかけない利⽤」を⼼がけることです。
ただ、それだと無意識に他⼈に迷惑をかけてしまうこともあります。みなさんは、もう⼀歩進んで「他⼈を思いやる利⽤」を⼼がけて下さい。
以下に具体的な利⽤の⼼得を記載します。

①⾃他ともに個⼈情報は公開しない

あなたが持っている⾃分の情報(名前、住所、顔写真、学校名など)をSNSに公開することで、他⼈から攻撃を受けたり、犯罪に巻き込まれることがあります。
たとえば⾃室で撮った1枚の写真からでも、表に出ない位置情報で住所を知られてしまうことがあります。
同様に、他⼈の個⼈名や写真などを無許可で公開することも絶対にやってはいけません。その⼈が傷つくだけでなく、場合によってはいじめや犯罪につながる恐れもあります。これらは守秘義務やプライバシーの保護といった法律上の観点からも禁⽌されています。
たとえ本⼈の許可があっても公開することでトラブルを招くことはありえます。原則、個⼈情報は公開しないようにしましょう。

②誹謗中傷やわいせつな情報を発信しない

SNSを情報交換の場に利⽤するのではなく、⾃分の感情を垂れ流す場所にしてはいけません。特に他⼈への誹謗中傷はいじめに発展するばかりでなく、社会では侮辱罪や名誉毀損といった罪に問われることもあります。感情的になってその場の勢いで書き込むことは絶対にやってはいけません。たとえかっとなっても、SNSという⼿段を使った時点で、あなたの⾏為は正当化されなくなるだけでなく、場合によっては法的処罰の対象にさえなるのです。
また、ネット上で拾った不適切な動画や画像などをアップしたり拡散したりすることも法律で禁じられています。友達同⼠でふざけて撮った写真でも、その内容によっては同様の対象になることがあります。たとえ当⼈の許可があってもこうした画像や動画は、絶対にSNSに上げてはいけません。

③こうした書き込みや画像のアップに気づいたらすぐ学校に連絡をする

上記のような個⼈情報の公開、誹謗中傷、不適切な動画や画像のアップを⾒つけた場合は、すぐ学校に連絡して下さい。連絡が早ければそれだけ拡散を防ぐことができます。書き込んだ⼈と書き込まれた⼈を守るためにもゲートキーパーとなる第三者の協⼒が⼤切です。

④有害サイト、危険なサイトに⽴ち⼊らない

ネット上には有害サイトや危険なサイトがあふれています。興味本位でアクセスするだけでも、個⼈情報が流出してしまうことがあります。また、⾝元不明な⼈物からメールが来たりSNSに書き込みが来ても絶対に返信しないこと。個⼈情報を知られてストーカー被害にあったり、犯罪に巻き込まれたりする危険があります。不審なメールは読まずに削除しましょう。万⼀トラブルに巻き込まれたら、家族や学校など⾝近な⼤⼈にできるだけ早く相談しましょう。絶対に⼀⼈で抱え込まないこと。

⑤「⼀度アップした情報は将来に渡って消すことができない」ことを意識する

あなたは、⾃分がSNS上で⾏った全ての⾏為に対して、将来に渡って責任を負わなければなりません。それは、例えば最⼩単位である1対1のLINEのやりとりであっても同様です。
⼀度発⾔や情報をネット上に上げてしまうと、それを完全に消すことはほぼ不可能になります。あなたが発⾔を削除した後でも、アーカイブシステム(履歴システム)は情報を保持し続けます。たとえ⾃分が拡散しなくとも、⾃分が書いたことを他⼈が拡散すれば、最初に発信した責任を免れることはできません。また何年も前に書き込んだ他⼈への中傷が、後になってネット上に広がり、⼤⼈になってからその責任を問われることもあります。それがSNSの恐ろしさです。

⑥「発信元は必ず特定される」ことを意識する

現在、ネット上には⾃分の素性を隠して、無責任なことを書き込む⼈が数多くいます。
しかし、所詮は⼈が作ったものを利⽤しているにすぎません。ネット上での発信元は必ず特定されると思って下さい。匿名で⼈の中傷を書き込めば必ず⾃分に返ってきます。同様に⾃分のサイトがロックしてあるからと安⼼して勝⼿なことを書くと、そこから情報が持ち出されたり、パスワードが公開されたりして⼤きなトラブルに巻き込まれます。また、今はばれなくてもコンピュータ技術の進歩は著しいので、将来は誰でも追跡ツールで発信元を特定できるようになるかもしれません。今もこれからも「ネット上に匿名性はない」と思って下さい。

⑦その他

  • 丁寧な⾔葉遣いを⼼がけましょう。将来誰かに読まれたとき、恥ずかしい思いをするのはあなた⾃⾝です。また短い⾔葉のやりとりが誤解を招き、⼈間関係を悪化させることもあります。
  • 万⼀誤解を招いた場合は、メールや電話で謝罪するのではなく、必ず直接会って話しをし、誤解を解く努⼒をしましょう。表情があなたの誠意を伝えます。
  • うっかり間違った情報を書き込んでしまった場合は、そのままにせず必ず訂正すること。間違いが拡散してからでは⼿遅れになることもあります。
  • 他者の著作物を無断でダウンロードしたり、肖像権、著作権、商標権などの他者の権利や利益を不当に侵害するような⾏為をしないこと。
  • 裏アカウントや裏グループなど、⾃分を偽った場所で書き込みをしないように。裏表のある⼈は信頼されません。また、誰か別の⼈になりすますことも罪になります。
  • 他⼈の書いた悪⼝に同調したり、⽕種となる情報のアップを催促することも、⼈を傷つける⾏為です。こうした書き込みを⾒つけたら、すぐ学校に連絡して下さい。
  • 最近では、就職活動において、雇⽤者が雇⽤希望者についてネット上で検索したり、書き込み内容を専⾨業者に調査依頼するケースも増えています。軽い気持ちで書いた内容が、あなたの将来を変えてしまう可能性だってあるのです。
  • スマホ内の個⼈情報を守るためにも、普段からパスワードなどでロックをかけておきましょう。そしてIDやパスワードをむやみに他⼈に教えないこと。また逆に他⼈のスマホの中を勝⼿に⾒ないように。
  • たとえしっかり管理をしていても、ウィルスに感染したり、スパムメールを開くことで個⼈情報が流出してしまうことがあります。必要なら対策ソフトのインストールをしましょう。

利⽤の⼼得チェックリスト

これまでの内容が理解できたか、以下のチェック項⽬を使って確認してみましょう。

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