教育方針
目指す教育
私たちは、⽣徒⼀⼈ひとりと真摯に向き合い、総合⼒に秀で、多様性に対する寛容な姿勢を⾝につけた魅⼒ある⽣徒の育成を⽬指します。
滝学園は、明治から⼤正にかけて実業家として成功を収めた滝信四郎が、「⾃分を育んでくれた故郷から将来⼤いに活躍するであろう⻘少年を育てることこそ最⼤の恩返しである」と考え、「質実剛健」「勤勉⼒⾏」「報恩感謝」を建学の精神として設⽴しました。創⽴者のこの精神を私達は教育理念と教育⽬標に発展継続しています。
- 「知⼒」「体⼒」「教養」のバランスのとれた⽣徒の育成を⽬指す。
- それぞれの夢の実現にふさわしい志望⼤学に合格するだけでなく、その先に活きる確かな学⼒を⾝につけた⽣徒の育成を⽬指す。
- ⾃⼰の社会的責任を⾃覚し、周囲に対するやさしさを持って、それぞれが歩むネットワークの中で、かけがえのない役割を果たす⽣徒の育成を⽬指す。
滝学園キャッチコピー:「滝に来たら『⼒』がつく!」
ここで⾔う「⼒」とは「⼈間⼒」のことであり、具体的には以下の6つの⼒を指し、これらの⼒は⽣徒たちが将来どのような進路を選んでも、たくましく⾃⼰実現をするのに必要な、汎⽤性のある⼒であると考えています。
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想像力
夢を持つ⼒
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解析力
情報収集⼒・観察⼒・分析⼒
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創造力
創案⼒・応⽤⼒・実⾏⼒
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統合力
つなぐ⼒
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思考力
考える⼒
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結友力
ネットワークをつくる⼒
教育目標
深める教育
昨今、教育界にも教育のICT化をはじめ大きな変化が起きています。
その柱は「新しい学⼒観」と「グローバル⼈材の育成」です。この2本の柱は、いずれも確かな「基礎学⼒」に裏打ちされた「専⾨」の⼒と深い「教養」を必要としています。私たちはその2つの柱を意識しつつ、⽇々の授業・学校⾏事を展開していきます。
拡げる教育
私たちは、10数年前からT型⼈間、つまり「ー」がジェネラリスト、「I」がスペシャリストの2つの⼒をもつ⽣徒の育成に努めてきました。現在は「I」を2本に増やしたπ(パイ)型⼈間、つまりスペシャリストとしてグローバル・マインドとローカル・マインドを備えた⼈材の育成を⽬指しています。
これからは、さらに「ー」を2本に増やした“元”型⼈間、つまり確かな学⼒を持った、“元気”な⽣徒の育成を⽬指しています。
⽀える教育
⼈間は不完全であり、弱い存在です。まして中⾼⽣はなおさらです。つまずいたり悩んだりしたときこそ、友⼈や教師がそばに⽴ち、⾃らの“不完全”さを⾃覚する⼒に⽬覚め、そこから新たにスタートできる体制[教育相談、進路相談、⾯談週間]を整えています。
マナーアップ滝
これは⽣活指導部が近年掲げている⽬標です。本校では遠⽅からの通学者も多く、道徳の時間を使い、登下校中や公共の場でのマナーについて教師からの⼀⽅的な注意ではなく、グループディスカッション、ディベート等を⾏い、⾃分の⾏動を客観的に⾒る機会を与えています。
そこには21世紀を⽣きる⼈間としてふさわしい品性と教養を兼ね備えてほしいという願いが込められています。